RSS
Admin
Archives

ねっこ~町でもできる自給自足的暮らし

自給的に暮らす。作る食べる楽しむ。素材を愛して手作りする。麹&雑穀&野菜料理、畑、食べものの作り手などについて綴っています

プロフィール

yunta

Author:yunta
町でもできるスローな自給自足的暮らしを実践する人。かつて「くらしの木」という雑誌を発行し有機野菜の宅配をしていた会社にて、倉庫業務から商品開発まで、有機農業運動創成期の海を泳いだ世代。後に雑穀料理「つぶつぶカフェ」で料理人を数年。現在はレシピ作成・商品企画などの仕事の他、雑穀&野菜料理講座、甘酒&糀講座を開催中。
手作りしてみることが好きでいろいろなことをやっていますが、「何でも作ろうと思えば作れる」と体感したことの自信は、生きていく上でずいぶんと人を支えてくれる気がします。ブログタイトルのOrganicは狭義の有機認証のことではなく、広義の「有機的な、自然な」という意味です。
ちゃんと自分の手で自分の暮らしを作ること、そのために本当に必要なものを真っ当な対価でいただく。作ってくれた人に感謝する。そうした日々の積み重ねが、自立した人と人が共生できる社会、自由への道に少しはつながるんじゃないか。そう思っています。

■これから開催の講座はコチラ←■
■別館「糀生活」はこちら
糀のことだけまとめています←■

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
--.--
--


--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010.07
04
Category : こども

息子が蚕を飼い始めてから約1ヶ月、蚕が繭になった。家には週末に持ち帰って月~金は学校にいるので、繭を作り始めたところは見ることができなかったが、きれいに繭になったのが2匹。トイレットペーパーの芯を短く切って部屋をつくり、そこに入れてやるとまわりに糸をはきながら繭を作っていく。緑の葉を食べて真っ白な糸をはくんだから、本当に不思議だ。

学校から各家庭へのお願いごととして「繭ができあがったら冷凍庫にしばらく入れて、その後暑い日に車のボンネットの上などで乾かしてください」とある。なるほど、中の蚕を殺すのに冷凍するわけだ。糸をとるにはお湯でゆでてほぐして糸をたぐっていく。今回はまゆのまま何か作品を作るらしいので、2学期まで保管とのこと。せっかくなら繭から糸をとってみたかったなあと思うのだけど…。

ちなみにスカーフ1枚に必要な繭は約100個。着物1着分は約2700頭の蚕が約98kgの桑の葉を食べて4900gの繭をつくり、この繭から生糸900gがとれ、1着分(1反)を織ることができるのだそう。着物の値段が高い理由が、しみじみとよくわかる。

スポンサーサイト
2010.06
20
Category : こども

息子が学校の総合学習で蚕を育てていて、このところ週末になると紙箱に入った3匹の蚕を家に持ち帰ってくる。最初に見たのが2週間ほど前、ほんの1cmくらいの凧糸のような大きさだったのが、この週末には3cm、太さも5mmはあろうかという大きさに!桑の葉を置くと、みるみるうちに葉をかじっていく。からだの大きさを考えると、たいへんな食欲と生長速度だなぁと感心。自分が小学生で蚕を育てた記憶はもうずいぶんと遠くなってしまったので調べてみると、卵から30日くらいで繭になり羽化するらしい。30日で成虫になるんだから、そりゃモリモリ食べるはずだ。

日本に養蚕が伝わってきたのは稲作と前後して弥生時代までさかのぼるのだそう。明治時代には画期的に保温技術が進んだということもあり、世界一の生産量を誇る重要な輸出産物だったが、現在は全国でも1000軒程度の農家が養蚕を続けているのみだ(それでも世界で4位ぐらいになるらしい)。日本で飼育されている蚕は、そのまま野生に戻しても生きていけない「家蚕」、完全な家畜生物だということも初めて知った。昆虫といえども、人に飼いならされて野生を失うことがあるのだ!「野蚕」という蚕もいるが、野生の蚕からとる絹は当然のことながら大変な貴重品だ。こんな指先ほどの虫が吐いた糸を集めて織物にするなんて気の長い作業、昔の人は途方もないことを考え付いたもんだなあ、と改めて感心する。ちなみに、スカーフ1枚を作るにはおよそ110個の繭が必要です。あれ、意外と少なくて済むのかしらん。

蚕は脱皮するごとに1齢~5齢となって、最後に糸を吐いて繭を作る。だから脱皮した回数を数えていればあとどのくらいで繭になるのかわかるはず。しかし「今、この蚕は何齢なの?」と息子に聞いても「わかんなーい」。学校では育てる過程で何をやらせてるのかな。桑の葉は交代で摘みに行くらしいが、絵に描くとか、大きさをはかるとかもしていない様子。せっかく育てるならいろいろやることあるだろうに…とツッコミを入れたくなるが、まぁ生き物の世話をちゃんとして見届けるだけでも何がしか得るものはあるのかな。せめてちゃんと繭になるまで生きていてくれることを祈るばかり。

2010.04
19
Category : こども

昨日、アースデイ2010でにぎわう代々木公園に行った。公園にはいくつかの池があり、その浅瀬にはおたまじゃくしの姿が。池のほとりに枯葉や泥がたまっている中に、数十匹いや百匹以上はいるだろうか。

虫や蛙はあまり得意でない息子が、一生懸命手ですくって「家で飼う!」というので、ペットボトルに入れて20匹ほどを持ち帰った。(公園の生き物を持って帰ってはいけない気がしたのだが、まあせっかくの小学生の好奇心を育てよう、と言い訳して)

我が家にはすでに金魚1匹とドジョウ4匹の入った水槽があるのだが、悪食ドジョウはおたまじゃくしを食べてしまうかも、ということで別の水槽に入れた。

そういえば昔1度は飼ったことがあるような気がする…と思いながらネットで飼い方を検索。どうやらおたまじゃくしの間は金魚のえさでもパンくずでもいいらしいが、蛙になったら「生きた虫」がえさになるので家で飼うのは難しいらしい。金魚と違って目に見えて変化していくおたまじゃくしを見るのは楽しいだろうな、とこどもの気持ちになってワクワク。

20匹も全て蛙になったらどうしよう…と気の早すぎる心配をしながら、今日も金魚のえさをつつくおたまじゃくしを眺めている。

2010.03
10
Category : こども
2010-03-10.jpg

今日が何の日か、報道番組を見ていて思い出した。10万人が亡くなったと言われる東京大空襲の日だ。

私の父は当時10才、両親、姉と中野区に住んでいた。空襲の日(※)、空から焼夷弾の落ちてくる中で家族はバラバラになり、母親と二人になってしまった。心臓に持病があって長く走れない母親を、自分が背負って逃げ、どうにか炎を逃れて橋の下の川原で一晩を過ごした。幸い翌日家族は再開したが、あたりは焼け野原だったという。「ズック靴が焼けた地面に溶けてはりついてうまく歩けないんだ」「真っ黒焦げになった人間が転がっていて…」

小学生のころ、私は父から何度も同じ話を聞いてその度に怖い思いをした記憶があるし、今でも鮮明に覚えている。戦争を体験している父からは「ガラスのうさぎ」「子供のころ戦争があった」といった戦争を書いた児童文学作品をいくつか手渡されて読んだ。今の私たちの暮らしからは想像もつかない悲惨で残酷なできごと。「はだしのゲン」のマンガを初めて読んだ時には夜眠れなくなった。それでも、小学生当時にそれらの本を読んだことで、自分の中に鮮明に刻まれて消えない大事な記憶になっている。

今日テレビで見た空襲体験者の一言が改めて胸にささる。「平和って空気や水みたいなものでないといけないんですよ。でも放っておいてもいけない、ちゃんと守る気持ちがないとね」

戦争体験者から直接話を聞くことのできた私たちは、次の世代に伝える責任がある。もしかしたら戦後生まれの世代からその子、孫には伝わる機会のない話なのかもしれない。息子には、理解できる時期が来たら必ず伝えよう、と改めて姿勢を正した一日だった。(※父の記憶は同年5月の西東京方面の大空襲かもしれない)

2008.05
27
Category : こども
2008-05-27.jpg

 仕事で料理をしているときに、「料理人は箸がちゃんと使えないとダメ」という話を聞いたことがある。マナーとか常識ということではなく、正しく箸が持てないと確かに食べ物を料理したり盛りつけたりという時に、困るのだ。繊細なものはきちんと挟まないと壊れてしまうし、美しい盛りつけには箸使いはとても重要。つまり、料理というものに向かい合う姿勢そのものになる、ということなのだ。

 幸い私は小学校の間になんとか正しい箸使いを覚えたので(親に感謝)、その後の人生で困るということはなかったが、実感として箸使いが大切、と人様に出す料理をするようになってあらためて気づいたのだった。言葉使いと同じように美しく使えて困ることはないのが箸使いや文字だったりする。

 そんなわけで息子にはちゃんとした箸使いを覚えてほしい…と小さいときから箸を持たせ、なおかつ手のサイズにあったものを買い換えながら使わせてきた。しかしこどもが常に箸に気を遣えるかというとなかなか難しい(親が常に気を付けるのも骨が折れるし、食事が楽しくなくなるのも本意ではない)。「トレーニング箸」といったプラスチックの指輪のついた箸も売られているが、どうも不自然でいやだなあ…と使う気にはなれなかった。ある時たまたま見つけたのが、兵左衛門というメーカーの「矯正箸~箸使い」だ。箸に指を置く位置にあわせて少し削ってあるだけなのだが、自然に持ち方が覚えられ、普通の箸への移行も楽、見た目も美しい。少々値が張るのが難点だが、たまたま雑貨屋の処分品で見つけて買ったのが大正解だった。まだまだ息子の箸使いはあやしいが、箸を教えるのは親がしてあげられる数少ないことのひとつなのかな、と思う。

兵左衛門:http://www.hyozaemon.co.jp

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。