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ねっこ~町でもできる自給自足的暮らし

自給的に暮らす。作る食べる楽しむ。素材を愛して手作りする。麹&雑穀&野菜料理、畑、食べものの作り手などについて綴っています

プロフィール

yunta

Author:yunta
町でもできるスローな自給自足的暮らしを実践する人。かつて「くらしの木」という雑誌を発行し有機野菜の宅配をしていた会社にて、倉庫業務から商品開発まで、有機農業運動創成期の海を泳いだ世代。後に雑穀料理「つぶつぶカフェ」で料理人を数年。現在はレシピ作成・商品企画などの仕事の他、雑穀&野菜料理講座、甘酒&糀講座を開催中。
手作りしてみることが好きでいろいろなことをやっていますが、「何でも作ろうと思えば作れる」と体感したことの自信は、生きていく上でずいぶんと人を支えてくれる気がします。ブログタイトルのOrganicは狭義の有機認証のことではなく、広義の「有機的な、自然な」という意味です。
ちゃんと自分の手で自分の暮らしを作ること、そのために本当に必要なものを真っ当な対価でいただく。作ってくれた人に感謝する。そうした日々の積み重ねが、自立した人と人が共生できる社会、自由への道に少しはつながるんじゃないか。そう思っています。

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糀のことだけまとめています←■

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2012.05
16
Category : 暮らす
日向しょうのう_5181667

樟脳(しょうのう)をご存知ですか?
…という私も、仕事のご縁でこの樟脳に出会うまでは「合成樟脳」と区別がつきませんでした。
袋を開けると、ふわっと清涼感のある、懐かしい香りに包まれます。

「日向のかおり」は、日本に2社しかない樟脳メーカー、
宮崎県日向市にあるフジヤマスライサーの製品です。
衣装箱などの防虫用に使います。

「樟」の字は、「クスノキ」と読み、樟脳の原料はクスノキ。
そう、「となりのトトロ」の「クスノキ」です。
神社や仏閣に多くみられ、日本人に親しまれてきた樹木。
昔から衣類の防虫に使われてきた樟脳は、
クスノキを水蒸気蒸留して得られる成分です。
カンファ―(カンフル)という英名の通り、
メンソレータムやタイガーバームのようなどこか昭和の記憶にある香り。

松脂から採れるテレピン油を原料とした化学合成品の樟脳も広く出回っていましたが、
今はもっと強力な薬品系の製品が出回って、天然品はもとより合成品もあまりみかけません。
「においが移っていつまでも臭い」というイメージは合成樟脳やナフタリンのことで、
天然樟脳は風にあてればすぐ香りは抜けていきます。

詳しくはこの「日向のかおり」のサイトをぜひご覧いただきたいのですが、
アメリカで使用されていた映画フィルムのセルロイドの原料だった時代もあり、
日本は明治時代には世界一の樟脳生産国でした。
ところが戦後石油製品などに押されて国産樟脳は衰退の一途をたどり、
福岡の内野樟脳さんが最後の1社になろうとしていました。
宮崎県日向市の製材メーカー、フジヤマスライサーの藤山健一さんが技術を継承、
地域の林業家たちと協力して作り上げたのが「日向のかおり」です。

農業と同じように、林業の世界でも地域発、生産者発の取り組みを始めた人たちがいます。
大企業の下請けで安価な製品を作るのではなく、
自分たちのブランドで丁寧にものづくりをし、
地域の仲間を元気にしたいという想いのこもった製品です。

くすのき2






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